白神山地周辺を讃える

 上野駅付近で銭湯的なスポットを探していたところ、寝台列車あけぼの運休のアナウンスが流れた。寝台列車でぺきんオリンピックなでしーこジャパんをDSで見ようという楽しみはおろか、列車・バス時刻表を見て計画していた早朝十二湖探検の計画も崩れた。しかし翌日の朝イチの新幹線と五能線の快速リゾートしらかみの指定席をとれたのは良かった。これであれば13時には青森の不老不死温泉に到着することが出来る。目的地は白神山地周辺。白神山地は秋田県北部から青森県南西部にまたがる山地の総称で世界最大級のブナの原生林が広がっている。日本では屋久島と共に世界自然遺産に登録された神秘スポットなのである。
 秋田まで新幹線、そこからリゾートしらかみで海岸線沿いを青森方面に向かう。ボックスシートを一人で独占出来ると思ったが、やはり同じ年くらいの男性があとから来て気まずい席配置になってしまった。バスケで有名な能代駅では、5分停車フリースローゲームがある。停車時間中に駅のホームでバスケット・リングにシュートするのだ。秋田・青森の県境に来ると本格的に海岸線沿いを走る。景色の良いところでは速度を落として照明も切り替えてくれたりする。暫くしてウェスパ椿山駅に到着した。


リゾートしらかみ
リゾートしらかみ
東能代駅
東能代駅
ウェスパ椿山駅前
ウェスパ椿山駅前
ウェスパ椿山
ウェスパ椿山
  椿山
椿山
  椿山景色
椿山景色

 ウェスパ椿山駅から不老不死温泉は車で5分ほどのところにある。不老不死温泉は誰もが一度は入ってみたいこんなだ。この周辺はサザエやアワビやウニが良く取れるらしい。少し昔は金を取らずに誰でも入れる本当に自然の温泉だったそうだ。地元の人にはあまり好まれていないらしい。理由は赤いからだそうだ。ウェスパ椿山付近の宿泊施設(コテージ)に戻り、大量の海の幸をご馳走になる。クーラーボックスの中にサザエが100匹くらいいいた。メバル、オコゼなど普段食べない魚も焼いてそのまま食べた。オコゼはヒレに毒があり、サザエ泥棒を懲らしめる為に数匹混ぜておくそうな。毎度のことながら腹への暴力のように食う。俺としても良く食う埼玉男だということを誇示したいのだ。サザエ18個、オコゼ一匹、メバル一匹、鮎2匹、焼肉3人前、山菜山盛り、ご飯一杯とビール3本はいっただろう。

 次の日は時間があったので、昨日の朝行けなかった十二湖に寄ってもらった。十二湖は白神山地の麓らへんにあるいくつかの湖の総称。十二個以上あるが、どこからか見ると十二個あるので十二湖と呼ばれているらしい。メインの青池は確かに絵の具を溶かしたように青い。みんな青い青い言うとった。周辺のブナの原生林、その他の池もとても神秘的なところだった。早朝で一人なら更に神秘体験が出来たに違いないが、熊へ蛇にやられてのたれ死んでいたかもしれないな。

鶏頭場の池
鶏頭場の池
青池遠撮
青池遠撮
青池
青池
青池近撮
青池近撮
  脇壷の池(1)
脇壷の池(1)
  脇壷の池(2)
脇壷の池(2)
ブナの原生林(1)
ブナの原生林(1)
ブナの原生林(2)
ブナの原生林(2)
白神山地
白神山地

 沿岸を秋田方面に向かっていくと度々いるのがアイスを売っているおばあさん、ババヘラというやつだ。このアイスはソフトクリームとカキ氷の中間くらいの感じで今まで食べた事ない感じがある。バナナっぽい白とイチゴっぽい赤で薔薇の花のような形にヘラでアイスを作ってくれる。この暑さの中、沿道で一人ひとりポツンといるとちょっとかわいそうだ。いや、頑張ってください。

ババヘラ
ババヘラ
ババヘラ
八森周辺
八森周辺
白神山地
秋田内陸縦貫鉄道
秋田内陸縦貫鉄道
  笑内マウスパッド
笑内マウスパッド
  武家屋敷通り
武家屋敷通り

 翌日は最寄り駅の米内沢から秋田内陸縦貫鉄道で角館へ向かう。この鉄道は、阿仁マタギ、笑内など下車してみたいところがいろいろとあるが、一度降りると次の電車が保障されないような気がする。冬は雪深い地域なので電車が来ないと凍死してしまいそうだ。一両編成の内陸鉄道角館行きがホームにやってきた。(つづく)

  

参考文献:
楽楽 白神山地