金曜夜で少し遅れたけど、7時20分頃に会場の渋谷AXEに着くことが出来た。日本人と外人ほぼ半々な雰囲気でした。初まってるな〜と思ったけどまだ前座の時間、間に合った。前座は日本人のエレクトロ系ミュージシャン、i book とミキサーぐらいというこじんまりした機材で黙々とやってました。机に「speedometer」ってあったのでそんなヒトかも知れませんが、よくわかりません。最近はやりのエレクトロ系でビートを強くした感じ、まあまぁでしたが家で聞くともっと良いかもしれません。で、8時頃やっとStereoLab が出てきました。StereoLab の音楽はアヴァンギャルドなポップというか毒というか暗いというか明るいとうか寺山修二の映像作品を作品タイトルにしたりといった感じなのですが、はまるととことんやられる音楽です。あの音楽を聞いてどんなメンツで演奏するか気になるところなので紹介すると、まずドラム、ベース、ギター、キーボードの男が4人、そして、フロントの女性2人がほぼ歌、キーボード、ギター、長いラッパ、タンバリン、シェイカー等いろんな楽器を担当するといった感じでした。楽しみにしながら1曲目は要所で歌っけの強くなった最新作「Sound Dust」の中の「Nothing to do 〜」でした。1曲目の1分くらいたったところで思わず「文化祭かよ」と声に出してしまった。ベースはハウり全体がクリアでなくなり、なんともおぼつかない演奏。あとこのバンド、メンバー全員歌マイクも楽器も超生音、エフェクトとか全く使わない、少しはズルすればいいのに。がっくりきたが3曲目くらいから少し持ち直してきて、5曲目クライの五拍子の曲でステレオラブの魅力みたいのがすごく出てきた。このバンドで自分が思ってた魅力は、変拍子を細切れにした独特のリズム反復とそれと絶妙に合った楽曲雰囲気でした。Radiohead のトムヨークが小刻みにリズムを取りますが、それに良く合うような感じ。ちょっと違うんだけど、いいづらい。1曲目で決して実力派ミュージシャン集団ではなかったということにガッカリしましたがこの魅力は間違いなかった。脳が解けるような心地良さを味わうことが出来た。ドラムやタンバリン、シェイカーと、イッてる刻みをするギターがこのリズムを作ります。女性ふたりはやる気ないというか元気のないパフィーみたいな感じでした。ふたりで絶妙のハーモニーを作るなんていう(やればできるんだろうけど)こともあまり選択しない、さえないとまで思わせる音とかつかめない。つかめないのが魅力なんてな、言葉じゃ説明できそうにないので諦めよう。 選曲は前作「Cobra and Phrases Group Play Voltage in the Milky Night」最新作「Sound Dunt」からが中心であった。1時間弱のステージであったが、Streo Lab の思った通 りの魅力を感じる体験は非情に有意義だった。ラストのえんえん続くと思わせる即興アヴァンギャルドなどは、最近のvelvet undergroundに似ているようなバンドよりも、よりvelvet underground の気質を感じた。ステレオラブこそが完璧に独自のオリジナリティーを確率した現代の ポップアートなのかも知れないと思った。